11日、山口県宇部市で「音楽クリニック」が開かれ、市内の中学生がプロの音楽家から直接指導を受けました。
「音楽クリニック」は、12日に開催される「UBEクラシックコンサート」の関連行事で、子どもたちに音楽に親しんでもらおうと毎年開かれています。
宇部市の厚東川、上宇部、西岐波中学校の吹奏楽部から25人が参加し、日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーらから指導を受けました。
日本フィルハーモニー交響楽団 トランペット奏者 犬飼伸紀さん
「ロングトーンのときに一番考えてほしいのは、音色がいいこと」
きれいな音が出やすい呼吸法など具体的な指導があり、生徒らは真剣な表情で練習に取り組んでいました。
厚東川中学校 吹奏楽部 齊藤奈穂 部長
「息のスピードを意識しすぎて、音色とか意識していないときが多かったので、そこに気づけたのはよかったと思います」
また、この日、市内2か所で「ふれあいコンサート」も開催されました。