魅力を伝え、山口県内の医療機関への就職を目指します。
医療関係の学生を対象とした就職ガイダンスが、山口県で初めて開かれました。

このガイダンスは、看護や薬学、栄養など医療関係の学生を対象に県が初めて開きました。
県によりますと県内の学校を卒業した学生の、県内への就職率は61.7パーセントと、全国平均より10ポイント以上低くなっています。
地元の医療機関を知ってもらい、県内での就職者を増やすことが狙いで、51の医療機関が参加しました。

宇部中央病院看護部 福場由美 看護副部長
「山口県に若い人が定着して、やりがいを持って看護の仕事に就いてもらいたくて」
山口大学医学部付属病院 岡田直人 准教授 副薬剤部長
「病院薬剤師が足りていないというのがありますので、病院薬剤師の魅力というのをこういうところで発信していくというのが重要かなと思っています」

100人を超える学生が参加し、担当者と直接話すことで、仕事内容や新人教育などの理解を深めていました。

参加学生
「求める看護師像であったり新人教育体制であったり、知ることができないことも教えてもらってとても勉強になりました」
「新人サポートは病院によって異なるから、そこが自分に合ったとこが見つけられたなって思います」

この就職ガイダンスは、今月23日にオンラインでも開かれる予定です。