現場は、羅臼岳の標高550メートル付近で、警察は新たな登山客が入らないように入山を規制。ヘリコプターなどで、山中に残された他の登山者約40人を救助しました。

日没が迫り、現場から引きあげるハンター

 ヘリコプターによる登山者の救助は日没まで行われましたが、羅臼岳には下山できていない登山者が少なくとも十数人いるとみらています。

警察は、安全のために下山しないでほしいと注意を呼びかける方針です。

また、地上からの安否不明者の捜索についても安全を考慮して、14日は断念しました。

15日は午前4時半ごろからの捜索再開を予定しています。

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