青森市の寺でお盆の恒例行事「盂蘭盆万灯会」がはじまり、3000基の灯籠に明かりが灯されるなかで、訪れた人たちは亡き人を偲びました。
盂蘭盆万灯会は、21mを超える国内最大の青銅座像が鎮座する青龍寺の境内に大小3000基の灯籠をしつらえ、明かりを灯して供養の祈りを捧げる、お盆の伝統行事です。
青龍寺の本山である高野山から伝わった行事で、40年前から行われています。
厳かな読経が響くなかで、訪れた人たちは故人に想いを馳せながら、たゆたう灯篭の明かりに包まれ手を合わせていました。
参拝者
「2年前に義理の父が亡くなって来ました。素晴らしい。お経も聞けて」
参拝者
「毎回来ています。毎回4日間。ご先祖さまです。開かれたお寺。身も心も洗われるような」
盂蘭盆万灯会は明後日16日まで行われます。