9日から降り続いた記録的な大雨。福岡県では12日午後2時までに73件の建物被害が確認されています。

がけ崩れは59件、道路被害も45件にのぼっています。

北九州市で住宅1棟が全壊

福岡県は、12日午後2時までに報告された被害について公表しました。

県によると建物への被害は73件で、このうち71件が住宅被害です。

北九州市で住宅1棟が全壊し、福岡市と福津市で住宅あわせて3棟が一部損壊となっています。

また、床上浸水が11棟、床下浸水が56棟となっています。

道路被害 45件

道路被害はあわせて45件で、福津市、福岡市などであわせて20か所の損壊被害が確認されました。

このほか、福津市と新宮町の道路25か所が埋没しています。

がけ崩れは、北九州市や福岡市、行橋市など10の自治体であわせて59件発生しています。

また、糸島市の河川が決壊するなど河川被害も18件おきています。

41人が避難

この大雨で、12日午後2時現在、20世帯41人が避難しています。