9日から降り続いた雨による影響で、福岡県ではこれまでに67件の建物被害が報告されています。
がけ崩れは50件、道路被害も14件にのぼっています。
北九州市で住宅1棟が全壊
福岡県は、12日午前9時までに報告された被害について公表しました。
県によると建物への被害は67件で、このうち65件が住宅被害です。
北九州市で住宅1棟が全壊し、福岡市では住宅1棟が一部損壊となっています。
また、床上浸水が9棟、床下浸水が54棟となっています。
道路被害 14件
道路被害はあわせて14件で、古賀市、福岡市、久山町のあわせて6か所で損壊被害が確認されました。
このほか、新宮町で道路が埋没したほか、宗像市では7か所が冠水しました。
がけ崩れは、北九州市や福岡市、行橋市など7の自治体であわせて50件発生しています。
また、糸島市の河川が決壊するなど河川被害も5件おきています。
88人が避難
この大雨で、12日午前9時現在、43世帯88人が避難しています。














