今年6月、福岡市東区の海岸で男子児童が溺れ死亡した事故を受け、専門家が事故原因の調査を行いました。

福岡市東区の三苫海岸では11日、一般社団法人・水難学会の調査員が、事故があった場所の深さや地形、海水の流れなどを調査しました。

この海岸では今年6月、磯遊びをしていた小学6年生の男子児童が溺れ死亡しました。

海岸付近には水の流れが変わって深くなる「潮の道」と呼ばれる場所があり、これが事故と関連している可能性があるということです。

水難学会木村隆彦会長
「潮の道ができてそこだけ周りと全然違う波に見えると思う/そのときにあそこに何があるのかと(子供が)興味を持ってもおかしくない」

水難学会は調査結果を来年3月頃に公表する予定です。