9日、福島県泉崎村で同僚の女性を殺害しようとした疑いで逮捕された技能実習生の女は、部屋にあった包丁で犯行に及んでいたことがわかりました。

殺人未遂の疑いで逮捕された、泉崎村の技能実習生でベトナム人のグエンティラン容疑者の身柄は11日、検察庁に送られました。

グエン容疑者は、9日の夜、泉崎村関和久にある社宅で、同じベトナム国籍の同僚の女性の顔を包丁で切り付け殺害しようとした疑いが持たれています。
その後の警察への取材で、犯行に使われた包丁はグエン容疑者の部屋にあったものだったことがわかりました。
グエン容疑者は「殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認していて、警察は2人の間にトラブルがあったとみて調べを進めています。