高松市に住む17歳の双子アーティストが大好きな動物園の看板を制作し、先週、お披露目されました。

東かがわ市のしろとり動物園で、お披露目会が行われました。園内の動物たちが生き生きと描かれています。

手掛けたのは、17歳の双子アーティスト、泰一さんと祥大さん。ともに、知的障害をともなう自閉スペクトラム症があります。幼いころから、しろとり動物園が大好き。2人を応援したいという園などの協力を得て、看板が制作されました。

大きな目でイラストのようなタッチが、兄の泰一さん。輪郭や顔立ちを忠実に表現するのは弟の祥大さん。見事な合作です。

(しろとり動物園 松村一史副園長)
「地元のアーティストと歩んでいけるのは意義のあることなので、アートを盛り上げ、動物を盛り上げ、地域を盛り上げる取り組みにつながれば」

(兄・泰一さん 弟・祥大さん)
「どんな動物を描こうか考えて絵を描きました。とても楽しかったです」

大好きな動物園への思いが詰まった看板です。秋には、高松市でふたりの個展が予定されています。