熊本県長洲町は、11日午前9時50分に「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令しました。

「緊急安全確保(警戒レベル5)」が発令されたのは上沖洲区の357世帯 665人です。


「緊急安全確保」が発表された地域では、すでに水害や土砂災害が発生しているか、災害の発生が差し迫っている状況です。ただちに命を守るための最善の行動をとってください。

◆自治体による補足情報
洪水警戒(行末川氾濫危険水位)のため

◆避難情報が発令されているエリア
<緊急安全確保が発令されているエリア>
上沖洲区 357世帯 (665人)
   洪水警戒(行末川氾濫危険水位)のため

<避難指示が発令されているエリア>
平原区  316世帯 (591人)
   大雨洪水警戒のため
清源寺区 639世帯 (1351人)
   大雨洪水警戒のため
腹赤区  386世帯 (888人)
   大雨洪水警戒のため
腹赤新町区 82世帯 (176人)
   大雨洪水警戒のため
六栄校区 2392世帯 (4931人)
   大雨洪水警戒のため
清里校区 787世帯 (1761人)
   大雨洪水警戒のため
長洲校区 2453世帯 (4780人)
   大雨洪水警戒のため

<高齢者等避難が発令されているエリア>
○長洲町全域 7412世帯 (15143人)
   土砂災害警戒のため


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◆避難情報について
「緊急安全確保」が発表された場合
「緊急安全確保(警戒レベル5)」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が最も高い「警戒レベル5」です。「緊急安全確保(警戒レベル5)」が発表された地域では、すでに水害や土砂災害が発生しているか、災害の発生が差し迫っている状況です。
まだ避難していない方、危険な場所にいる方は、ただちに命を守るための最善の行動をとってください。
今から、市町村が定めた避難場所などを目指して「立ち退き避難」することは、かえって危険が増すおそれがあります。自宅や、すぐそばにある鉄筋コンクリートでできた背が高く、大きくて頑丈そうな建物の少しでも高い場所に移動してください。近くに崖がある場合は、建物の中の、崖からできるだけ離れた場所に移動してください。「緊急安全確保(警戒レベル5)」が発表された地域では、命に危険が迫っている状況です。一刻の猶予もありません。ただちに命を守るための最善の行動をとってください。少しでも浸水しにくそうな高い場所、少しでも土砂が流れ込みにくそうな場所に、大至急、身を寄せてください。


「避難指示」が発表された場合
「避難指示(警戒レベル4)」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が上から2番目の「警戒レベル4」です。「避難指示(警戒レベル4)」で避難の対象となる人は、水害や土砂災害の可能性がある危険な場所にいる人たちです。
危険な場所にいる方は、今すぐ安全な場所へ避難してください。
今すぐ避難することによって、災害が発生するまでの間に、市町村が定めた近くの指定緊急避難場所などへの「立ち退き避難」を完了することが期待できます。危険度が最も高い「警戒レベル5」に相当する「大雨特別警報」や「氾濫発生情報」などが出た後に避難を始めたのでは、手遅れになるおそれがあります。「警戒レベル5」を決して待つことなく、必ず「警戒レベル4」のうちに避難を始め、かつ「警戒レベル4」のうちに避難を終えるようにしてください。


「高齢者等避難」が発表された場合
「高齢者等避難(警戒レベル3)」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が上から3番目の「警戒レベル3」です。「高齢者等避難(警戒レベル3)」で避難の対象となる人は、水害や土砂災害の可能性がある危険な場所にいる方のうち、お年寄りや小さな子ども、障害のある方など自力でスムーズに避難することが難しい方や、そうした人をサポートする方たちです。お年寄りなど避難に時間のかかる方や、そのサポートをする方たちは、「警戒レベル3」のうちに安全な場所への避難を始めてください。「警戒レベル3」の時点で避難を始めることによって、災害が発生する前までに、市町村が定めた近くの指定緊急避難場所などへの立ち退き避難を完了することが期待できます。


※最新情報は自治体のホームページでご確認ください。
※この避難情報は、自治体から発表された情報をもとに掲載しています。