大雨の影響で長崎県内の一部の道路では通行止めなど交通規制が行われています。
大雨による崖崩れや落石のおそれ、冠水の影響で通行止めとなっているのは五島市の県道玉之浦岐宿線、雲仙市の県道雲仙千々石線、北野千々石線、国道251号の赤間~権田の区間、大村市の県道大村外環状線の沖田アンダーパスです。
また、国土交通省は大雨による災害の恐れがあるとして、国道57号の雲仙市小浜町雲仙字札ノ原から小浜町南木指字流レ合の区間を11日午前11時から全面通行止めにしています。
警察によりますと、長崎市の飽の浦トンネルの大浜町側の出入り口付近で道路脇の斜面が崩れ、車両を迂回路に誘導しているということです。
長崎市立岩町では県道小江原春木線の道路脇で小規模ながけ崩れが発生し、春木線の一部区間で通行止めの交通規制が行われています。また、長崎市淵町(写真)でも道路ののり面が高さ2メートル、幅2メートルにわたって崩れています。
長崎市日の出町では午前5時40分ごろ、住宅の土台部分のコンクリート壁面が幅およそ15メートル、高さおよそ4メートル、奥行きおよそ2メートルにわたって崩落しました。民家には50代の男性が住んでいましたが、避難して無事でけがはありませんでした。
雲仙市南串山町では市道𦚰ののり面が幅5メートル、長さ15メートル、幅15メートルにわたって崩れ、全面通行止めとなっています。
県内ではこれまでのところ、大雨よるけが人などの情報は入っていません。