■MLB ドジャース ー ブルージェイズ(日本時間11日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でのブルージェイズ戦に“1番・DH”で出場し、1回の第1打席で今季9度目の2試合連続となる41号ホームラン。リーグトップのK.シュワーバー(32、フィリーズ)に追いついた。

前日10日には日本選手初、3年連続4度目の40号に到達した大谷、この快挙にD.ロバーツ監督(53)は「打席でのスイングは、ボールに遅れながらも最後までしっかり体重を乗せて振り切っていました。あれは見られる中でも最高のスイングのひとつでした」と称賛。この日、ブルージェイズの先発は7月20日から3連勝中の左腕・E.ラウラ―(30)、大谷は初対戦となった。

1回の第1打席、データのない投手相手に積極的な打撃を見せて、甘く入ってきた外角低めのカットボールにややタイミングを外されたが、体重を残して捉えると打球は軽々とフェンスオーバー。打たれたラウラ―はマウンド上で首を振っていた。打球速度170.1キロ、飛距離は121.9m、角度は25度、今季9度目の2試合連続となる41号ホームラン、リーグトップのシュワーバーに追いついた。

今季チーム118試合目で41号に到達した大谷は、130試合目でマークした昨年よりも12試合早いペース。シーズン56.2本ペースで自己最多更新に期待が高まる。