韓国の尹錫悦前大統領の夫人をめぐる複数の疑惑を捜査している特別検察官は8日、世界平和統一家庭連合=旧統一教会のトップ・韓鶴子総裁の秘書室長を出頭させ、取り調べを行いました。
旧統一教会をめぐっては、教団のカンボジアの事業やテレビ局の買収などをめぐって便宜を図ってもらおうと、尹前大統領夫妻と親しかったとされる占い師を通じて、金建希夫人にネックレスや高級バッグを渡すなどした疑いが持たれています。
捜査を進める特別検察官は先月30日、旧統一教会の元幹部の男を逮捕していて、男は逮捕前の任意の調べに対し、「依頼はすべて韓鶴子総裁の決裁を受けて行った」と供述していました。
旧統一教会による組織的な関与があったとみていて、特別検察官は8日に韓総裁の秘書室長を務める幹部を出頭させ、取り調べを行ったということです。
一方、金夫人も6日に出頭していて、韓国メディアはほとんどの容疑を否認したと伝えています。
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