平泉町では夏の恒例行事「大文字送り火」に向けた火床づくりが行われ、送り盆の準備が整いました。

大文字の送り火は、先祖の霊を供養するために毎年8月16日に束稲山に大きな「大」の字の炎を浮かび上がらせるものです。9日は町内の中学生らのべ150人あまりが参加し、バケツリレー方式で井桁を組むための資材を「大」の字になるよう山の斜面に運び上げていきました。大文字は縦110メートル横80メートルの大きさで、参加した人達は暑い中汗を流しながら作業を進めていました。作られた64個の火床は16日夜に火が灯され「大」の字を浮かび上がらせます。