記録的な大雨の影響で霧島市や姶良市の一部のエリアで断水が続いています。
土砂が流れ込んだところでは住民が朝から後片付けに追われていました。

霧島市と姶良市では、8日、1時間に100ミリを超える猛烈な雨を観測しました。水源につながる配管が破損するなどして、分かってるだけでおよそ3万7000戸が断水しています。

霧島市に設けられた給水所には朝から水を求める人たちが列を作り県からの要請を受けた自衛隊から水を受け取っていました。

「8時にはここに来た。きのうも1時間ぐらい待った」

「雨水をためてトイレに使っている」

9日午前、霧島市福山町を上空から撮影した映像です。川には濁流が流れ、護岸が崩れています。車が複数台水没し橋は崩落していました。

集落には土砂や木が流れ込み、住民は後片付けに追われていました。

(住民)「みんな初めてだと言っている。こんな雨は」

九州南部では11日にかけ大雨のおそれがあり、気象台は引き続き土砂災害に警戒するよう呼びかけています。