福岡県警警察学校でオープンキャンパスが開かれました。警察官を目指す若者が減る中、警察学校での生活をイメージしてもらうのが狙いです。

8日、福岡市中央区の福岡県警察学校で行われたオープンキャンパスには高校生以上の学生やその保護者などおよそ200人が参加しました。

参加した人たちは授業や訓練の様子を見学し、警察学校での生活に理解を深めていました。

RKB 奥田千里 記者
「学校生活のほか不安に感じる人の多い体力試験。参加者らはその一部を体験しています」

参加者
「きつかったです。試験までに体力と筋力をつけたいです」

きょうは現役の警察学校生との座談会が行われました。

参加者「髪の毛って絶対切らないといけない?」

警察学校生「いや自由です。短い方が楽だけど、長い子もいます」

参加者たちも警察学校のイメージが大きく変わったようです。

参加者
「カチカチで厳しい感じなのかなと思ったけど笑顔が絶えなくてメリハリがしっかりしていると感じました」

福岡県警察学校 小川雄太 教官
「警察官になりたいという熱い気持ちを持っている方は警察学校の門をたたいてきてほしいなと思います」

昨年度の福岡県警の受験者数は1551人で、10年前に比べ、およそ6割減少しています。

受験者数の減少などを受け、警察学校では10年ほど前から校則の見直しなどを図っているということです。