からふるでは「よさこい名鑑」と題して、出場チームの祭りに込めた思いを紹介しています。8日は、2年ぶりの参加となる高知県香南市の子どもたちのチーム、お客さんに元気と笑顔を届けます。

元気がトレードマーク、『香南市こどもよさこい連合会』。香南市に住む小中学生99人が今年のよさこい祭りを盛り上げます。

2006年、5つの町と村が合併して誕生した、香南市。その2年後、「よさこい」を通じて交流を深めてほしいと市と学校が協力して結成したチームです。

(香南市こどもよさこい連合会 実行委員会 小松睦さん)
「最初は違う地域とか学校なので、あまり話してはいないが、1カ月半ずっと一緒に練習をするので、そこで仲良くなってくれていると思います」

子どもたちは本当に元気いっぱい!

(踊り子)
「いっぱいいっぱい練習して本番のときに、お客さんにすごい踊りを見せられるようにしたいからです」

(踊り子)
「笑顔いっぱいで、みんなが楽しく踊れる踊りにしたいです」

(踊り子)
「髪染めてみたかったのと、他にも楽しそうだったからやってみました」

宝石のように輝く笑顔が印象的です。しかし…。2024年の8月8日、祭りの開幕直前に南海トラフ地震臨時情報が発表されました。

香南市こどもよさこい連合会は子どもたちの安全を第一に考え、大会への参加を見送りました。

(香南市こどもよさこい連合会 実行委員会 小松睦さん)
「地震で、災害だったので、ぶつけようがないような悲しみがあったんじゃないかと思います」

そんな2025年のテーマは、「祭会」。去年踊れなかった悔しさを払拭したいと、5年生が考えました。

(今年のテーマを考えた 速渡由芽さん(小5))
「頑張って練習したのに踊れなくて、残念だったし、悲しかったし、悔しかった。『祭会』という字は『祭』には盛り上がる、『会』にはみんなに会えるという意味があるので『祭会』にしました」

「よさこい祭りで再び会う」去年の思いも込めて堂々とした踊りを見せます。

(香南市こどもよさこい連合会 実行委員会 小松睦さん)
「香南市赤岡町の『絵金』をイメージした振り付けや踊りになっています。(絵金さんは)昔に絵を描いた人なので、振り付けの中で絵を描くような動きを入れています」

(踊り子)
「みんなが見ていて笑顔になれるような踊りをしたい」

(踊り子)
「完ぺきに踊れるところを見せたいです」

(踊り子)
「ぼくも花メダルをとりたいです」

(踊り子)
「とびっきりの笑顔を見せて、踊りを応援してくれてる皆さんに、いい笑顔が届けられるように頑張ります」

「よさこい本番でまたお会いしましょう!祭会!」