「巨大地震注意」の南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されてから1年です。高知県の濵田知事は政府が改訂した対応のガイドラインについて「対応を考える目安として分かりやすい方向性だ」と述べました。

政府は7日、南海トラフ地震臨時情報についてのガイドラインを改訂。「巨大地震注意」では「備えをしたうえで社会経済活動を継続する」ことを基本としています。濵田知事は「去年の発表時はやや過剰反応だった」と振り返った上で、「『注意』と『警戒』でランク分けすることは国民や県民が対応を考える目安として分かりやすい方向性だ」と述べました。

(高知県 濵田省司 知事)
「こうした国の指針を踏まえて、県も含めて県内の市町村にも改めて臨時情報の際に取るべき対応について必要な見直しがさらに進むことが望ましい」