盛岡市動物公園ZOOMOで6月に生まれたピューマの子ども3頭の一般公開が始まりました。
3頭は集まった多くのファンにさっそく元気な姿を見せました。

(甲斐谷キャスターリポート)
「木や草を使って遊ぶ姿が印象的です。ピューマの子どもたちの公開が始まりました」

こちらが8日屋外展示が始まったピューマの子どもたちオスの「ツィー」「シェダル」、メスの「キャフ」です。
子どもたちは6月10日、オスのタフとメスのニーナの間に生まれた5つ子で、うち2頭は残念ながら3日後に死にましたが、3頭は人工哺育も取り入れながら順調に成長しました。

8月から母親のニーナとともに屋外の展示スペースに出る練習を始め、初めて一般公開されました。

公開初日は開園直後から多くのファンが訪れ、3頭の子どもたちの動きを追うようにカメラを向けていました。

(赤ちゃんを見た小学生は)
「かわいかったです。ちっちゃくてネコみたい。元気に大きくなってほしいです」

まもなく生後2か月で現在、体重が3~4キロという子どもたちは、展示場の中を歩き回ったりニーナに甘えたりと子どもらしいかわいい姿を見せています。

(ピューマの飼育員 山本祐子さん)
「ニーナが熱心に子育てする様子と、子どもたちに斑点があるのは半年から一年の間だけですので、その間の成長も見守ってほしいと思います」

3頭の誕生により国内の動物園でのピューマの飼育は6つの園で14頭となりました。

国内最多となる5頭を飼育するZOOMOでは、来園者とともに子どもたちの成長を見守っていきます。