「チャットGPT」を手掛けるアメリカのオープンAIが、処理速度を向上させた新たなモデルを発表しました。「博士号を取得した専門家レベル」だとアピールしています。

7日に発表された新たなモデル「GPT-5」の性能について、オープンAIは「これまでで最も速く、最も賢く、最も便利なモデル」と説明しています。

発表会では、自然な言葉で指示を与えると、わずか2分ほどでプログラミングコードが生成され、アプリが完成する様子が紹介されました。

サム・アルトマンCEOは、GPT-5について「博士号を取得した専門家レベル」とアピールした上で、プログラミングコードの生成技術を「GPT-5時代の決定的な特徴の一つになる」と位置付けています。

GPT-5は全てのユーザーが利用可能です。

オープンAIは今月4日、チャットGPTの1週間当たりの世界の利用者数が前の年の同じ時期の4倍となる7億人に到達する見通しと発表していて、新モデルの投入で主導権の確保を狙います。