岩手県大船渡市の大規模山林火災で被災した樹木が建築資材などに活用できるか調査する試験が行われることになり、滝沢市で準備作業が行われました。

これは大船渡の山林火災で焼け焦げるなどした樹木=被害木を有効活用しようと、林業関係者や大学、県などが共同で取り組むものです。

7日は滝沢市にある製材工場で、大船渡市三陸町綾里から伐採されたスギの丸太を建築資材などに活用できるか調べる強度試験に向けて、長さ2メートル、幅12センチほどの板に加工する作業が行われました。
強度試験は9月から県の林業技術センターで行われる予定です。

結果は早ければ11月にも判明し、活用が可能と確認できれば、山林の復旧に向けた伐採作業が進められます。