ブラジル政府は、アメリカから課された50%の関税はWTO=世界貿易機関のルールに違反しているとして、WTOに協議の実施を要請しました。
ブラジル外務省は6日、声明で、アメリカがブラジルからの一部輸入品に対して50%の関税を課すことは、WTOの公平な貿易を促進する「最恵国待遇の原則」と「WTO交渉で合意された関税上限」を明らかに違反しているとして、WTOに協議の実施を要請したと発表しました。
オレンジジュースや航空機関連の製品など、一部は免除されたものの、主要品目であるコーヒーや牛肉製品は関税の対象となり、他の輸出先を探さざるを得ない状況となっています。
地元メディアは、この関税の影響でブラジルの輸出品の約36%に影響が出ると指摘しています。
また、声明で、アメリカとの交渉は引き続き進めていくとしているほか、ルラ大統領はロイター通信とのインタビューで、中国やインドなどと話し合い、BRICS諸国としての対応策を協議したいと話しています。
注目の記事
博多名物「ゴマサバ」提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇””海流の変化”か

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると

「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台
