岩手県内の水稲の穂の出た具合=出穂状況は県全体で82%となっています。
高温の影響により平年を18ポイント上回る水準です。

県のまとめによりますと県内の水稲の穂が出始めた時期=「出穂始期」は平年より4日早い7月27日ごろで、穂の出た水田の割合がおおむね半数となる「出穂盛期」が平年より2日早い8月1日ごろでした。


8月4日現在の県全体の出穂の割合は82%で平年より18ポイント上回っています。
気温の高い状態が続いているためで、地域別では二戸市や久慈市などの北部地域が98%、北上川上流が83%、北上川下流が80%、宮古市や釜石市などの東部地域が77%となっています。

県は水管理や病害虫対策の徹底、適期刈り取りを呼びかけています。