高知県宿毛市の小学校で水の事故防止に向けた安全教室が開かれました。宿毛海上保安署の職員たちが子どもたちに体を浮かせる方法などを伝えました。
安全教室は水の事故を防ごうと宿毛海上保安署が開き、大島小学校の5・6年生、28人が参加。子どもたちは服を着たままプールに入って泳ぎにくさを体験しました。また、クーラーボックスなど身近にあるもので水に浮けることや、ライフジャケットの大切さも身をもって知りました。

さらに、溺れている人を助けるための行動も体験。少し水を入れたペットボトルにロープを結びつけて簡易の救命具として使用できることなどを学びました。
(児童は)
「最近ニュースとかで水の事故が多いから、浮き方とかの体験をしてすごく貴重な時間になりました」
(児童は)
「ライフジャケットをつけることで自分の命も守れるということがわかりました。(みんなで)協力しながら自分たちの命を守っていきたいです」
暑い日が続き、全国的に水難事故が増えているということで、宿毛海上保安署は「水辺で遊ぶ際にはライフジャケットの着用を」と呼びかけています。