子どもたちに働くことの大切さを知ってもらおうと6日、山口県庁で子どもたちによる職場参観がありました。



県庁で行われた「こども参観デー」は、親の職場を見学する夏休みの恒例行事です。

およそ70人の子どもが参加し、クイズで県庁がどんなところかなど学んだあとは…職員でもめったに入ることがないという知事室で、知事に質問です。

児童
「1番大変だったお仕事はなんですか?」

村岡嗣政 知事
「いろいろと仕事はたくさんあるんですけど、今まで10年くらい知事をやってて大変だったのは新型コロナウイルス」

村岡知事は、子どもの頃は体操のオリンピック選手になりたかったと話し、子どもたちに夢を持ってほしいと伝えました。

児童
「知事が質問に答えてくれて、分からないところが分かってうれしかった!」



さらに、保護者が働く部屋も訪れました。

児童
「パパはいつもとちがった。なんかすごいいろいろしてるんだなあって思った」

県 産業政策課 板垣秀之さん
「仕事って楽しいんだよ、仕事っていいことなんだよっていうことが伝わればいいかなと」

県では男性の育休取得を進めていて、去年子どもが生まれた72人のほぼ全員が2週間以上の育休を取得したということです。