殉職した警察職員を追悼する慰霊祭が8日、山口市でありました。

山口県警察学校で行われた慰霊祭には、殉職した警察職員の遺族や警察関係者など、85人が参列しました。

1872年に山口県の警察機関が発足して以降、警察職員の殉職者は71人です。

2025年2月には岩国市の国道2号で、山口直人警部補が路面凍結による事故処理中、大型トラックにはねられ殉職しました。山口警部補はレスリングの全日本社会人選手権で3連覇するなど活躍していました。

県警察本部 熊坂 隆本部長
「わが身を顧みることなく職務を全うされたみ霊の尊い精神は、山口県警察の歴史に深く刻まれるとともに、世代を超え、私ども警察職員に後世にわたって末永く受け継がれていくものです」

参列した人は殉職者をしのんで祭壇に花を手向けました。