原爆投下から6日で80年を迎えた広島市では平和記念式典が開かれ、石破総理は「核兵器のない世界」に向けた国際社会の取り組みを主導すると誓いました。
石破総理
「広島、長崎にもたらされた惨禍を決して繰り返してはなりません。非核三原則を堅持しながら、『核兵器のない世界』に向けた国際社会の取組を主導することは、唯一の戦争被爆国である我が国の使命です」
広島市の平和記念式典に出席した石破総理は「核軍縮をめぐる国際社会の分断は深まり、現下の安全保障環境は一層厳しさを増している」と指摘した上で、「国際的な核軍縮・不拡散体制の礎である核兵器不拡散条約体制のもと、「核戦争のない世界」、そして「核兵器のない世界」の実現に向け、全力で取り組んでいく」と誓いました。
そして、「この耐え難い経験と記憶を、決して風化させることなく、世代を超えて継承しなければならない」と話し、核兵器のない世界の実現に向け、「日本だけでなく、世界の人々に被爆の実相を伝えていくことも、私たちの責務」との考えを示しました。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









