ここからは、よさこい名鑑です。今年13回目の参加。若い世代が中心となって頑張る「祭屋(さいや)よさこい踊り子隊」です。

(代表 明坂飛来さん)
「このチームはプロがいないチームで、作詞、作曲、振り付け全て自分たちのチームメンバーで作ってやっています」

先代たちの地元、高知県安芸市のお祭りを盛り上げようと発足された「祭屋よさこい踊り子隊」。よさこいには、2025年で13回目の出場。プロがいないチームながらもその実力は折り紙付きです。

(代表 明坂飛来さん)
「2019年に初めて地区競演場連合会奨励賞いただいて、2023年にも同じ賞をいただいて、2024年に審査員特別賞をいただきました。チームの雰囲気は、今年は特に年齢層が若くて、みんな体力もあって元気やなというのもあるし、みんな楽しそうにやってくれているので、本当にうれしいです」

祭屋では、高知市を中心とする高知組の他に田野組、関西組、関東組とあり、全国から150人の踊り子が本祭で集結。チームの平均年齢は25歳と若い世代が中心となっていて、2025年から代表になったという明坂さんも28歳です。

(代表 明坂飛来さん)
「プレッシャーがあったり、緊張や不安だったりが本当にすごいんですけど、本祭までもう少しなので、悔いがないように、みんなでやりきりたいなって思ってます」

そんな新世代へと変わりつつある祭屋。2025年のテーマは「喝采」です。

(代表 明坂飛来さん)
「見てくださる方の声援であったり、拍手とか、祭屋のメンバー全員でお互いに称賛し合ったりして、その力を踊りでしっかり発揮して、高知のよさこい祭りをもっともっと盛り上げていきたいなという思いで、今年のテーマは喝采になりました。昨年の踊りとはまた違って、最初から最後まで激しく、どんどん勢いのある踊りになっています」

(初参加の踊り子)
「同世代が多いことで話しやすくなって、隣の列を見ながら合わせることもできているので、やりやすいなと感じています」
「初めての参加なんですけど、周りも楽しそうな雰囲気なので、練習の雰囲気も楽しくさせてもらってます」

(踊り子)
「今年は特に勢いがあるような曲になっていて、とても楽しい。見ているお客さんも楽しめるような曲に今年はなっているので、期待してもらいたいと思います」
(踊り子)
「去年は『かぐや』っていうテーマで落ち着いた雰囲気だったんですけど、今年は『喝采』っていうテーマなので、どんなお客さんに見られても笑顔にさせられるような演舞になってると思います。祭屋最高!」

(代表 明坂飛来さん)
「今年、若い世代に変わって、そんな若い世代でもこうやって、よさこい祭りを盛り上げていけるっていうのと、「祭屋=祭り」みたいなイメージがあるので、おもいっきり楽しんで、お祭りを盛り上げることができるというのを皆さんに知ってもらえたらなと思います」