ことし上半期の長崎県内の犯罪概況が発表され、刑法犯の認知件数は前の年の同じ時期から14件減少しました。

県警本部によりますと、ことし1月から6月までに認知された刑法犯は1,970件で前の年の同じ時期から14件減少しました。

犯罪の種類ごとにみるとニセ電話詐欺は117件認知されていて、被害総額はおよそ2億6千万円にのぼりました。警察官を名乗り、保釈金などの名目で金をだましとる手口が増加しています。
また、不同意性交等は20件認知され、被害者の80%が20歳未満でした。

人口10万人あたりの刑法犯認知件数を指す「犯罪率」は157.3件と全国で5番目に低くなっています。