米海兵隊は、去年10月から那覇軍港を拠点に県内で一時展開している無人艇「ALPV」を今後、無期限で展開する方針であることが分かりました。
小型の無人艇「ALPV」は、長さ約19メートル、幅約2.5メートルで、紛争地域で活動する部隊に対し、沿岸部から食料や弾薬、医療品など様々な物資を配送する物流配送の役割を担うとされていて、島しょ部での戦闘を想定した装備とみられています。
県によりますと5日午前、「ALPV」を無期限で展開する海兵隊の方針を伝えるメールが沖縄防衛局から県に届き、「引き続き実証運用を行う必要がある」などとした無期限展開の理由が示されたということです。

5日午後にも沖縄防衛局の関係者が県庁を訪れ、運用方針などについて説明するものとみられています。