第31回全日本高等学校女子サッカー選手権の地区予選が20日、関東地区と九州地区で行われ、全国大会に出場する32チームが決定した。
7つの出場枠を争う関東地区は、最後の1枠を懸けた7位決定戦で暁星国際高校(千葉)と花咲徳栄高校(埼玉)が対戦。試合は、前半を0-0のスコアレスで折り返すと後半12分、暁星国際がコーナーキックのこぼれ球を押し込み先制点を奪い、1点を守り切った暁星国際が3大会連続3回目の全国への切符を手にした。
日本航空高校(山梨)と十文字高校(東京)の決勝は日本航空が前半17分に先制点を挙げたが、その12分後に十文字が同点ゴール。ここから十文字の攻撃陣がリズムをつかみ前半37分に勝ち越しゴール。後半に入っても攻撃の手を緩めず2ゴールを奪い、4-1で日本航空を下した十文字が6大会ぶりの優勝を飾った。
4枠を争う九州地区では、準々決勝が行われ、前回大会優勝の神村学園(鹿児島)、3大会ぶりの鎮西学院(長崎)、そして東海大学付属福岡(福岡)と柳ヶ浦(大分)が準決勝進出を決め、全国大会出場権を手にした。
これで、出場32校が決定。組み合わせ抽選会は11月25日(金)に行われる。
【組み合わせ抽選会】11月25日(金)
【1回戦】12月30日(金)
【2回戦】12月31日(土)
【準々決勝】2023年1月3日(火)
【準決勝】1月5日(木)
【決勝】1月8日(日)
【出場32チーム】
北海道 2チーム、東北 3チーム、関東 7チーム、北信越 3チーム、東海 3チーム
関西 4チーム、中国 3チーム、四国 2チーム、九州 4チーム、開催県(兵庫県) 1チーム
⚽️北海道地域(2チーム)
優勝:北海道大谷室蘭高校(15大会連続17回目)
準優勝:旭川実業高校(初出場)
⚽️東北地域(3チーム)
優勝:常盤木学園高校(25大会連続25回目)
準優勝:尚志高校(初出場)
3位:聖和学園高校(31大会連続31回目)
⚽️関東地区(7チーム)
優勝:十文字高校(3大会ぶり15回目)
準優勝:日本航空高校(2大会連続13回目)
3位:星槎国際高校 湘南(9大会連続9回目)
4位:修徳高校(13大会連続13回目)
5位:前橋育英高校(9大会連続9回目)
6位:霞ヶ浦高校(初出場)
7位:暁星国際高校(3大会連続3回目)
⚽️北信越地域(3チーム)
優勝:開志学園JSC高等部(10大会連続10回目)
準優勝:佐久長聖高校(初出場)
3位:帝京長岡高校(5大会連続5回目)
⚽️東海地区(3チーム)
優勝:藤枝順心高校(19大会連続19回目)
準優勝:常葉大学附属橘高校(4大会連続14回目)
第3位:聖カピタニオ高校(2大会連続11回目)
⚽️関西地域(4チーム)
優勝:大阪学芸高校(2大会連続4回目)
準優勝:日ノ本学園高校(22大会連続24回目)
第3位:追手門学院高校(2大会連続2回目)
第4位:京都精華学園高校(2大会連続8回目)
⚽️中国地域(3チーム)
優勝:岡山県作陽高校(15大会連続15回目)
準優勝:AICJ高校(4大会連続4回目)
3位:高川学園高校(初出場)
⚽️四国地域(2チーム)
優勝:四国学院大学香川西高校(7大会連続7回目)
準優勝:鳴門渦潮高校(11大会連続11回目)
⚽️九州地域(4チーム)※決勝・順位決定は22日、上位4チームが全国大会出場決定
・神村学園高等部(29大会連続29回目)
・鎮西学院高校(3大会ぶり10回目)
・柳ヶ浦高校(3大会連続7回目)
・東海大学付属福岡高校(6大会連続7回目)
⚽️開催県枠)
姫路女学院高校(3大会連続4回目)
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