自閉症の画家・石村嘉成さんが広島市内の病院で、入院患者と一緒に版画を擦りエールを送りました。

石村さんは、今、広島市内で個展を開催中。情熱的な色彩と、今にも飛び出しそうな躍動感のある動物たちを描きます。

4日は、広島市民病院に入院中の患者や病院関係者などおよそ70人を前に、自作の絵本「ザリガニのもんた君」の読み聞かせを行い、版画の作り方などを説明。そして、実際の作品にインクをつけたり、紙にこすりつける作業を体験してもらいました。

石村嘉成さん
「出来ました。皆さん、ありがとう」

石村さんからポストカードや色紙などがプレゼントされました。

参加した子ども
「絵がうまかったし面白かった」
「色がある所に擦ることで、他の作品が生まれるところがすごい素敵だと思った」

石村さんの個展は9月7日までNTTクレドホールで行われています。