高知県四万十市の一條神社で夏休み恒例の女郎ぐも相撲大会が開かれ、境内には子どもたちの声援が響きました。

「全日本女郎ぐも相撲大会」は四万十市観光協会が夏休み中の子どもたちや観光客を対象に毎年、開いています。土俵に見立てた「木の枝」で「くも」同士を戦わせるこの大会、決まり手には相手を棒から落とす「やぐら落とし」や、糸で絡めて動けなくする「巻き込み」などがあります。

クモの大きさなどにより十両と幕内に分けられたほか、観光客が参加できる部門も設けられ、およそ70人がエントリーしました。

この日に備え、取ってきたクモを大事に育ててきたという子どもたち。勝負がつくたびに大きな歓声を上げていました。