次世代のリーダーとなる人材の育成を目指すプログラムの一環で、全国の高校生らが平和や未来について議論するワークショップが長崎市で開かれています。

出島メッセ長崎で今月3日から開かれている「MIRA-GE(ミラッジ)next(ネクスト)」

次世代のリーダーを育てようと一般社団法人エッジソン・マネジメント協会が企画し、長崎大学や県内企業と連携して開いたワークショップです。

全国30の高校から学生や教員らおよそ100人が長崎市に集まり、きょう午後のグループワークでは「平和とグローバル」をテーマに意見を交わしました。

「沖縄の平和ってどんなの?」

「沖縄の平和って言われるとやっぱり沖縄戦のこととかに関連してくるんですけど、同じルーツを持った人で集まればっていうのはやっぱ平和なイメージ」

参加者「その地域ならではの考え方というか、こういう考え方もあるんやなって」

参加者「沖縄の実体験を肌で感じて、自分の知識としての戦争じゃなくて、記憶としての戦争を知ったような気持ちになりました」

今月6日まで開かれるワークショップで、生徒たちは平和に対する考えを深めるため、5日は長崎原爆資料館や平和公園を訪問します。