長崎市の部長級だった男性職員が、ほかの課の職員に大声で威圧的な発言をするなどのパワーハラスメントをしたとして減給の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、長崎市市民生活部の上席専門官の男性(61)です。

市によりますと男性職員は、部長級の職員として長崎市立病院機構に派遣期間中のおととし12月に1回、去年の1月に2回、ほかの課の職員に対して「うそばかり言いやがって」「仕事せんもの勝ち」など指導にふさわしくない大声で威圧的な発言をしたということです。

発言を受けた職員が去年3月と4月に長崎市立病院機構のハラスメント窓口に相談し、事態が発覚。

長崎市は男性職員の発言をパワハラと認定し、4日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。

男性職員はパワハラを認めていて「深く反省している、今後は言葉の選び方に注意したい」などと話しているということです。