長崎被災協が被爆80年プロジェクトとして取り組んできた被爆80年記念誌が完成し、4日、長崎市長に贈呈されました。

市長に贈呈されたのは長崎被災協の被爆80年記念誌、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」です。

被爆80年記念誌は、長崎被災協が被爆80年プロジェクトの一つとして去年5月から編集などに取り組んできました。記念誌はA4版で320ページあり、22人の被爆体験のほか、被爆者運動の歴史、次世代へのメッセージなどで構成されています。

長崎被災協・田中重光会長「原爆が何を人間にもたらしたかを理解する上で是非読んで欲しい、いろんな形で、伝えていく継承していく、その基本になっていくと思います」
被爆80年記念誌は長崎市内の学校や図書館のほか、県外の被爆者団体などに寄贈される予定です。