高知市の認定こども園で元世界チャンピオンによる「ボクシング教室」が開かれました。「いち、に。いち、に」かわいらしいパンチを繰り出した子どもたちはみんなでチャレンジする楽しさを学んでいました。

ボクシング教室が開かれたのは、高知市の認定こども園「びすた保育園」です。コーチは元女子ボクシング世界チャンピオンの岩川美花(いわかわみか)選手。子どもたちに普段できない体験をしてもらおうという初めての取り組みです。準備運動で体が温まったら、顔の大きさほどのグローブをつけて、パンチの練習に挑戦。

岩川選手の声に合わせて「いちに、いちに」。真剣な表情でかわいらしいパンチを打ちます。

練習中には園児たちの優しさが垣間見える場面も。

「痛くないが?」

「もうちょっと強くバンバンって、そうそう」

このあとボクシングで大切な、頭と体を使って動く練習も行いました。

(参加した園児)
「楽しかった!」
「音楽に合わせるのがすごく楽しいよね」
「動物の真似をした」
「ワニ」
「あのかたいやつ(ミット)にバンバンバンってパンチするのが楽しかった」

(岩川美花 選手)
「子どもたちに楽しんでもらえているのを感じたので、良かった」

子どもたちはボクシングを通して仲間とチャレンジする楽しさを学んだようです。