記録的大雨で道路が冠水するなどの被害があった大東島地方で排水作業が進んでいます。

大東島地方では7月末、記録的大雨が観測され各地で浸水や冠水などの被害が相次ぎ、復旧作業が続いています。

北大東村によりますと、3日から沖縄総合事務局の排水ポンプ車による排水作業が行われていて、冠水していた道路の水はほとんど汲み上げられました。

南大東村ではポンプ車などは使わず自然に水が排水され道路の冠水はほぼ解消されたということです。

北大東村には、去年大雨被害を経験した国頭村の職員が応援に入っていて、今後判明する被害状況に応じて罹災証明書の発行を行うということです。

南大東村では先月31日から全住民を対象とした被害の聞き取り調査を行っていますが、罹災証明書の発行は初めてのことで課題が多く、村の職員だけでは対応できないとして県に支援を求めています。