事件や事故の証拠立証、行方不明者の捜索などで重要な役割を担う警察犬。その警察犬を指揮する警察犬係に、今年4月、一人の警察官が配属されました。新人指導手とベテラン警察犬の日々に迫ります。
県警鑑識課は、警察の捜査活動を支える “縁の下の力持ち” です。課に置かれた警察犬係は、行方不明者の捜索や危険物の発見など、様々な現場で活躍しています。

この春、その一員となったのが梶谷瑠菜巡査長(28)です。
▼県警鑑識課・梶谷瑠菜巡査長
「犬が大好きだったので、それを仕事にできたらという思いからずっと希望していて、それがこの春叶ったので日々頑張っています」
梶谷さんの相棒は、ジャーマンシェパードのアシマくんです。県警が直接飼育する直轄警察犬で、これまでに数々の捜索で功績を挙げてきたキャリア6年目のベテランです。
「かなり大きい犬種ですので、もっとキリっと凛々しいイメージがあったんですけど、パートナーとして仕事をしていくと、“ワンちゃんだな” と」
「他の子を世話するときなど、アシマがそれを見ているとすごく鳴き叫ぶので、ちょっと嫉妬しているのかなと。かわいく思っています」

凛々しい顔立ちながら、どこかのんびりとした佇まいが魅力のアシマくん。普段はどんな訓練をしているのでしょうか。
【この記事の写真】かわいすぎる警察犬アシマ 行方不明者を発見した副賞の骨ガムにかぶりつく!