「神様の結婚式」として知られる高知県四万十市の不破八幡宮の大祭を前に、3 日、神輿を清める「神輿洗い」が行われました。
四万十市の不破八幡宮では毎年9月の大祭を前に四万十川で神輿を洗い清める「神輿洗い」が行われています。
神事のあと神輿が四万十川に入水。不破地区の青年会「四万十会」のメンバー12人が周りを囲んで一斉に水をかけ、川の中で神輿を回転させたり立てたあと倒したりしておよそ500メートルにわたって川を下りながら清めました。

(四万十会のメンバー)
「(神輿洗いは)今年もやらないかんなというような、生活の中にあるような感じですかね。滞りなくお神輿さんかえってこられたので良かったなと思います」

(不破八幡宮 亀谷文裕 宮司)
「無事に神輿洗いが終わりほっとしています。今年も(秋の例大祭が)盛大に行えるように引き締まる思いであります」

不破八幡宮の秋の例大祭は9月13日が宵宮祭、14日が大祭で、「神様の結婚式」と言われる神輿をぶつける神事などが行われます。