戦争の悲惨な記憶を忘れることなく次の世代へ語り継ごうと、熊本市でパネル展が始まりました。

熊本市役所の1階ロビーで始まったパネル展は、太平洋戦争の終結から80年の節目

にあたり「熊本大空襲」の被害を、当時の新聞記事などで次世代に伝えるものです。

当時のモノクロ写真をAIでカラー化し、焼け野原となった街中での人々の暮らしや、子ども達の教育が戦時体制へ変化した様子を知ることが出来ます。

来場者「祖父が私を抱いて白川を渡ったらしい。足にやけどの痕があった。当時、年中くらいだったがよく覚えているなと不思議に思う」

また、会場では長崎市での被爆者や熊本大空襲の経験者の記憶を映像でも伝えています。

この「戦後80年熊本大空襲平和啓発パネル展」は8月14日まで開かれています。