■MLB マリナーズーレイズ(日本時間10日、T-モバイル・パーク)
日本選手として史上初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー(51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が、長年プレーしていたマリナーズの本拠地・T-モバイル・パークで試合前に永久欠番となったことを記念する式典に登場した。
イチローはスーツ姿でマリナーズカラーのネクタイでセンターから登場すると、球場のファンはスタンディングオベーションで迎えた。イチローも手を振りながら、マウンド方向へ歩いていくと、その間も拍手が鳴りやむことはなかった。
式典には弓子夫人も出席、そして、ファンに手を振りながらマウンド付近に到着すると、いままで支えてくれて来た弓子夫人とハグをするシーンも見られた。
背番号“51”のプレートの除幕式も行われて、マリナーズにとって永久欠番は、ケン・グリフィー・ジュニア(24)、エドガー・マルティネス(11)、そしてMLB全30球団で永久欠番となっているジャッキー・ロビンソン(42)に続き、4人目となった。
さらに、Tモバイル・パークにイチローの銅像を設置することがこの日発表され、2026年シーズン中に除幕される予定だという。