■フィギュアスケートGPシリーズ第5戦・NHK杯(19日・札幌)
フィギュアスケートのNHK杯は男子シングルフリーが行われ、ショート2位の宇野昌磨(24)が貫録の演技を披露。今季自己最高の合計279.76点で首位に立ち、逆転で大会2連覇を達成した。さらにスケートカナダに続いて2連勝を挙げた宇野は、12月のイタリア・トリノで開催されるGPファイナルへの出場を決めた。GPシリーズは通算8勝。
ショート首位の山本草太(22)はジャンプで2度転倒してしまうが、4回転ジャンプを3本決めるなど合計257.85点で2位。GPシリーズ初優勝こそ逃したがフランス大会に続く2位で、合計の獲得ポイントにより自身初のファイナル進出となった。友野一希(24)はジャンプのミスなどが響き、ショート4位から順位を上げられず合計251.83点の4位で、フランス大会に続く表彰台には届かなかった。
この日11番滑走で演技した宇野は、冒頭4回転ループと4回転サルコウを危なげなく降りるが、4回転フリップが2回転に。後半は単独の4回転トウループ、4回転トウループからの連続ジャンプなどを決めると、終盤は情熱的な曲調に合わせたステップとスピンで観客を魅了し、難易度の高いプログラムを滑り切った。演技を終えると声援に応えつつ少し悔しそうな表情に。得点はジャンプの要素で全てGOE(出来栄え点)で加点をもらい、今季最高の279.76点をマーク。SP終了時点で4.83点あった山本との差をひっくり返した。
宇野は演技内容について「あれ以上はできなかったと思います」と振り返り、「フリップは跳べないだろうと思っていましたし、跳びたいなと思っていたジャンプはしっかり跳ぶことができていたので、本当に優勝につながるいい演技だったと思います」と評価した。
最終滑走の山本は、冒頭の4回転サルコウ、4回転-3回転の連続トウループを見事に決めると、続く4回転トウループもこらえながら着氷し、4回転ジャンプはほぼミスなく降りた。だが中盤以降、課題のトリプルアクセルで2度転倒。終盤3回転ルッツなどで立て直し、スケール感のあるステップ、スピンで観客を魅了。大きく崩れることなく滑り切った。
友野は9番滑走で登場。冒頭の4回転-3回転の連続トウループをクリーンに決めるが、4回転サルコウでは抜けてしまい2回転に。続く4回転トウループは着氷で手をついてしまい転倒。後半は「こうもり」序曲のオーケストラに乗り、観客の手拍子に合わせ軽快なステップを披露。さらにトリプルアクセルからの3連続ジャンプを決めるなど、後半のジャンプは大きなミスはなく最後まで滑り切り、演技後は笑顔で声援に応えた。
【NHK杯・男子シングルFS結果】
1位 宇野昌磨(日本)合計279.76点(フリー188.10点)
2位 山本草太(日本)合計257.85点(フリー161.36点)
3位 チャ・ジュンファン(韓国)合計254.76点(フリー174.41点)
4位 友野一希(日本)合計251.83点(フリー166.76点)
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