記録的な暑さによる熱中症を防ごうと、愛媛県と大塚製薬、レデイ薬局が連携した啓発活動が始まりました。

愛媛県松山市味酒町にある「くすりのレデイ宮西店」では、入口にディスプレイが設置され、こまめな水分・塩分補給や室内でのエアコンの活用を呼びかける動画が繰り返し放映されていました。

また店内にも熱中症対策のポスターが掲示され、冷感グッズや、スポーツ飲料、それに経口補水液を集めたり特設棚も設けられています。

愛媛県 健康増進課 笠原啓治係長
「現在1年を通じて最も気温が高い時期にありまして連日気温が35度以上の猛暑日を記録するとともに熱中症警戒アラートも毎日のように発令されております。県民のみなさんには引き続き熱中症対策に気を付けていただけたらと思います」

松山市消防局の速報値によりますと、市内で今年5月から先月までの3か月間に熱中症で救急搬送された人は243人に上っていて去年に比べおよそ2割増えているということです。