新年度になって2週間も経たないうちに、教員3人が逮捕される異常事態。4月、県の新たな教育長に就任したばかりの池上教育長は就任会見の場で何を語ったのでしょうか?
4月12日、送検された裾野市立富岡中学校の教員(35)。富士市消防本部の39歳の男とともに、県中部に住む面識のない10代後半の少女2人を誘拐した疑いが持たれています。警察がわいせつ目的の疑いもあるとみるこの事件。教員が逮捕されるのは4月に入って3度目でした。
<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>「私が登庁したわずか2日間で2名の教員が逮捕されるという事態に、私自身大変驚くとともに痛恨の極みを感じております」
先週、各市町の教育長や校長が集まる会議でこう話したのは、2022年度から県の教育長に就任したばかりの池上重弘さん。就任初日となった4月1日金曜日に小学校の教員が酒気帯び運転の疑いで逮捕されると、土日を挟んだ月曜日には高校の教員が建造物損壊の疑いで逮捕。そこで、6日になって緊急のメッセージを出したものの、11日、3人目の逮捕者が出てしまったのです。
<瀬崎一耀アナウンサー>「就任したばかりの池上教育長にしてみれば不運としか言えない事態なのもしれませんが、きょうの就任会見の場で何を語るのでしょうか?」
初の記者会見に臨んだ池上教育長。
<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>「おそらく皆さんが聞きたい不祥事のことについてもお答えできることは用意してきたので正面からお答えしたい」
記者の質問に真摯に応え、教員の不祥事が相次いだ背景として、まん延防止措置の解除と春先特有の気の緩みやコロナ禍や人手不足によるストレスが考えられると語りました。
<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>「誰かをつるし上げ、さらしものにしてその恐怖心で行動を規制するやり方だけではきっとうまくいかない。少しでも多く先生方が子どもたちと向き合う時間がとれるような環境作りが教育委員会に求められている」
そして、再発防止策として、逮捕事案の概要を記載したコンプライアンス通信を各学校に配り、それを元に教員同士でグループワークをさせる方針を明かしました。おそらく「初めての取り組み」だということです。
<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>「(コンプライアンス通信を)校長先生が1対多で読み上げるだけでは何のひっかかりもない。若者言葉で言うと、刺さるものがない。自分事としてとらえてもらうために、聞いた自分が何を語るかという場面を作りたい」
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