アメリカのトランプ大統領は7月31日、カナダに対する関税を25%から35%に引き上げる大統領令に署名しました。これは相互関税とは別の枠組みの関税で、8月1日から発動するとしています。

トランプ政権はカナダに対してアメリカへの合成麻薬の流入を理由に関税を課していますが、カナダ側が十分な対策をとっていないとしたほか、報復関税を発動したことを理由として挙げ、関税率を引き上げるとしています。