小学生と中学生を対象にした「全国学力テスト」の結果が公表され、岩手県内は国語を除く教科で全国を下回りました。

全国学力テストは学習状況を把握しようと、文部科学省が毎年小学6年生と中学3年生を対象に行っているものです。2025年は4月に「国語」と「理科」、小学校の「算数」中学校の「数学」の各3教科で行われました。県内は約1万7000人がテストを受けました。

その結果、国語の平均正答率が小学校67%、中学校が54%とほぼ全国並みとなった一方、算数・数学と理科は全国平均を下回りました。
県教育委員会は特に算数・数学でつまずきが多い問題の傾向を分析して、授業の改善に向けた支援を行うということです。