蚊によって媒介される「チクングニア熱」の感染が中国で拡大していることを受け、中国外務省はWHO=世界保健機関と緊密に連絡を取っていることを明らかにしました。
「チクングニア熱」の感染が広がっているのは中国南部の広東省で、当局によりますと、今月(7月)になって急増。26日までにおよそ5000人の感染者が確認されていますが、死亡者や重症者はいないということです。
感染の拡大を受け、中国外務省の郭嘉昆報道官は31日、中国側はこの問題について、WHOと緊密に連絡を取っていることを明らかにし、中国政府は「国民と在留外国人の健康を重視しており、今後も国内外の観光客に快適で安全な旅行環境を提供し続ける」と強調しました。
日本の厚生労働省によると、チクングニア熱は蚊に刺されることで感染し、発熱や関節痛などの症状がみられます。また、重症例では脳症や劇症肝炎が報告されています。
一方、「ブルームバーグ通信」によりますと、アメリカの保健当局は中国への渡航に関する注意情報を出す準備をしているということです。現在、感染の規模や影響範囲を評価中だとしています。
注目の記事
2万人に1人の指定難病「軟骨無形成症」を抱える球児の夢への挑戦 ソフトバンクホークス・周東佑京 選手に憧れて… 骨延長の手術を8回・努力を続けて「背番号」を受け取るまで【がんばれ!凰介!】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

「新年、明けまして」って…明けるのは「去年」では? “新年の挨拶” に関する疑問を国語辞典編纂者が解説『実は普通の日本語です』

秋篠宮家の次女・佳子さま着用「七宝焼のイヤリング」→販売数約130倍に 事業所驚き「ネット注文が一気に…もう本当びっくり」









