29日午前、福岡県糸島市のコミュニティセンターで起きた火災について、火元が2階に設置していた災害用電源であることが分かりました。

29日午前8時45分ごろ糸島市神在西にある「加布里コミュニティセンター歌舞里」で起きた火災について、火元が2階の会議室に設置していた災害用電源であることがわかりました。

糸島市などによりますと、災害用電源はリチウムイオン電池で24時間常時充電の状態だったということです。

出火当時、火元の隣の事務室にいたコミュニティセンターの責任者などが複数回の破裂音を聞いて、消火器で消火にあたったものの火の勢いが衰えかったため、避難したということです。

消防などは、焼けた電源などを専門機関に鑑定してもらうなどして、コンセントのトラッキング現象などの可能性も含めて火が出た原因を詳しく調べています。