文化庁が「日本遺産」に認定している「国境の島 壱岐・対馬・五島」の構成文化財に新たに「五島うどん」などが追加されました。

古代朝鮮王朝との交流の歴史を伝える民俗行事などが残っているとして10年前「日本遺産」の認定を受けた「国境の島 壱岐・対馬・五島」

文化庁は壱岐市の「原の辻遺跡」などを遺産の構成文化財としてきましたが、新たに遣唐使が製法を伝えたとされる「五島うどん」を追加しました。

また「孝行芋(こうこういも)」と呼ばれ対馬から朝鮮半島に伝わったといわれるサツマイモも構成文化財に追加されました。

「国境の島 壱岐・対馬・五島」の構成文化財に食文化が追加されるのはこれが初めてです。

また文化庁は、佐世保市にある針尾送信所など旧日本海軍ゆかりの施設と波佐見焼や三川内焼などの窯業技術2件の「日本遺産」について、認定の継続を決めました。